NISAは単元未満株も使える?NISAで単元未満株を買うメリットやデメリットを徹底解説!

投資基礎

NISAで単元未満株も購入で使えるのか気になる、NISAで単元未満株を買いたい。

このようにNISAで単元未満株を買うことについて疑問を持っている方も少なくないかと思います。

そこで今回はNISAで単元未満株を買えるのか、NISAで単元未満株を買うメリットやデメリットなどについて解説していきます。

本記事の概要
  • NISAで単元未満株を買うメリット
  • NISAで単元未満株を買うデメリット
  • NISAで単元未満株を買うのに向いている人
  • NISAで単元未満株を買うのはおすすめ

NISAは単元未満株でも使える?

NISAでは単元未満株も買えるのか。

結論から言うとNISAの単元未満株を買えるかどうかは証券会社によって異なります。

理由としては証券会社によって日本株を1株から買える単元未満株のサービスを提供があるかどうかが変わるからです。

そもそも日本株は基本的に1単元100株からしか取引できませんが、証券会社がそれぞれのサービスとしてプチ株やミニ株として単元未満株のサービスとして提供してくれることでようやく単元未満株として扱えます。

加えて、その証券会社が単元未満株にNISA口座が適応できるのかどうかも証券会社によって異なります。

よってNISAの単元未満株は買える証券会社自体はありますが、単元未満株がNISAで買えるかどうかは証券会社毎に異なると言えるでしょう。

NISAで単元未満株を買うメリット

ではNISAで単元未満株を買うメリットにはどういったものがあるのか。

そこで以下ではNISAで単元未満株を買うメリットを解説していきます。

NISAで単元未満株を買うメリット
  1. 分散がしやすい
  2. 小規模投資が可能
  3. 株の知識がつきやすくなる

NISAで単元未満株を買うことで分散がしやすい

まず、1つ目のNISAで単元未満株を買うメリットとしては分散がしやすくなる点があります。

理由としてはNISAで単元未満株を買えることで同一資金でも細かく分けて購入することができるからです。

例えば、日本株の従来通りの100株単位からだと10万円でも1つの銘柄しか買えず、銘柄が偏ってしまいがちです。

一方でNISAで単元未満株を買えれば同じ10万円でも日本株を1株から買えるため、1つの銘柄で100株にするのではなく、10株ずつ違い銘柄に10銘柄投資するというようなことも可能になります。

そのため、1株から買える単元未満株をNISAで買うと分散投資がしやすくなります。

よって分散がしやすくなる点がNISAで単元未満株を買うメリットだと言えるでしょう。

小規模投資が可能

次に2つ目のNISAで単元未満株を買うメリットとしては小規模投資が可能な点があります。

理由としては100株単位で買う必要がないため、1銘柄に多額の資金が必要なくなるからです。

例えば、100株単位の場合1株4000円だとしても1単元を買うのに40万円もの資金が必要になります。

こうなると小資金の方はなかなか手が出しづらい形となります。

一方で単元未満株で1株から購入できる場合、1株4000円の場合そのまま1株4000円から少額で購入することができます

よって小規模投資が可能な点がNISAで単元未満株を買うメリットだと言えるでしょう。

株の知識が身につきやすくなる

3つ目のNISAで単元未満株を買うメリットとしては株の知識が身につきやすくなる点があります。

理由としてはNISAで単元未満株を買うことで複数の銘柄を持つことになる可能性が高くなるからです。

例えば、100株単位で買う場合どうしても特に初心者や少額の投資家では少額で買える興味のない銘柄に偏ったり、買いやすい投資信託などに一任しがちです。

そうなると株式に興味を持ちにくく、情報収集も億劫になりがちでなかなか知識も身につきにくい部分があります。

一方でNISAで単元未満株で買える場合1株から少額で購入できるため、100株では高くて買えなかった本当に興味のある銘柄や複数銘柄を自分で積極的に選んで買いに行くことができます

そのため、積極的に自信の本当に興味のある銘柄を持つことができ、進んで情報収集もしやすくなります。

よって株の知識が身につきやすくなる点がNISAで単元未満株を買うメリットだと言えるでしょう。

NISAで単元未満株を買うデメリット

ではNISAで単元未満株を買うデメリットにはどういったものがあるのか。

以下ではNISAで単元未満株を買うデメリットを解説してきます。

NISAで単元未満株を買うデメリット
  1. 手数料が割高になりがち
  2. 管理が面倒になる
  3. 株主優待はもらえない

NISAで単元未満株を買うと手数料が割高になりがち

まず、1つ目のNISAで単元未満株を買うデメリットとしては手数料が割高になりがちな点があります。

理由としては単元未満株は現状証券会社が独自に行ってくれているサービスであるため、その手間賃としての手数料が上乗せされているからです。

例えば、100株1単元で取引する場合現状日本株は手数料が無料などが広まっています。

一方でNISAなどで単元未満株を買う場合0.22%のスプレッドがかかったり、売却手数料がかかったりします。

そのため、基本的に単元未満株では通常の100株単位の取引よりも手数料が高くなる傾向にあります。

よって手数料が割高になりがちな点がNISAで単元未満株を買うデメリットだと言えるでしょう。

管理が面倒になる

2つ目のNISAで単元未満株を買うデメリットとしては管理が面倒になる点があります。

理由としては単元未満株を買うことで保有銘柄の種類が多くなりがちだからです。

例えば、100株単位からしか買えない場合分散はしにくいため、保有銘柄の種類も多くて10、20程度であまり多くならずに管理自体は面倒ではなくなります。

しかし、NISAで単元未満株を買う場合1株からになるため、気になった銘柄は手軽に買うことができ、分散はしやすいですがその分銘柄の種類は見境なく増やしてしまいがちです。

実際に数百種類もの銘柄を1株ずつ買ってしまったというようなケースも発生してりしています

ただそうなると1つ1つどのような銘柄なのか、どういったニュースや決算書が発表されているのかも把握しづらくなります。

よって管理が面倒になる点がNISAで単元未満株を買うデメリットだと言えるでしょう。

株主優待はもらえない

3つ目のNISAで単元未満株を買うデメリットとしては株主優待はもらえない点があります。

理由としては基本的に株主優待は100株以上からのことが多いからです。

実際に株主優待制度は1単元あたりの制度をもとに設計されていることが多いため、1株ではもらえないことがほとんどです。

仮に株主優待をもらいたい場合は株主優待がある銘柄で100株や200株など株主優待が設定されている保有銘柄数まで単元未満株でも集めていく必要があります。

そのため、NISAで単元未満株を持っているだけで株主優待がもらえることはまずありません

よって株主優待はもらえない点がNISAで単元未満株を買うデメリットだと言えるでしょう。

NISAで単元未満株を買うのに向いている人

ではNISAで単元未満株を買うのに向いている人とはどういった人なのか。

以下ではNISAで単元未満株を買うのに向いている人について解説していきます。

NISAで単元未満株を買うのに向いている人
  1. 投資信託以外の投資をしたい人
  2. 分散して配当金を受け取りたい人
  3. 少額投資をしたい人

投資信託以外の投資をしたい人

まず、1つ目のNISAで単元未満株を買うのに向いている人としては投資信託以外の投資をしたい人が挙げられます。

理由としては投資信託ではなく、もっと自分で考えて投資をしてみたい人の一歩として始めやすいからです。

例えば、今まで投資信託やインデックス投資しかしてこなかった方の中には自分で個別株を投資してみたいという方も少なくないと思います。

しかし、日本株の100株からの従来的な取引だと大きなお金を1つの銘柄に投資しないといけないため、不安だという方も少なくありません。

そこで単元未満株では1株から始められるため、今までインデックスや投資信託などが中心で自分で個別銘柄を選んで積極的に個別投資をしたことがなかった人でも最初の一歩として始めやすい部分があります。

よって用紙信託以外の投資をしたい人がNISAで単元未満株を買うのに向いている人の1つの特徴だと言えるでしょう。

分散して配当金を受け取りたい人

2つ目のNISAで単元未満株を買うのに向いている人としては分散して配当金を受け取りたい人が挙げられます。

理由としては配当金に関しては1株単位で配当金を受け取ることができるからです。

例えば、株主優待は一定の株数を保有していないと受け取れませんが、配当金に関しては保有数に応じて受け取ることができ、1株でもきちんと受け取ることができます。

そのため、1株ずつ違う銘柄で配当金が出る銘柄を組み合わせて時期や利回りを分散させながら配当金銘柄を分散させることができます。

こうすることで100株単位で買うよりも配当金を分散させやすくなります

よって分散して配当金を受け取りたい人がNISAで単元未満株を買うのに向いている人の特徴の1つだと言えるでしょう。

少額投資をしたい人

3つ目のNISAで単元未満株を買うのに向いている人としては少額投資をしたい人が挙げられます。

理由としてはNISAで単元未満株を買うことで一括で大きな金額で銘柄を買う必要がないからです。

例えば、100株単位だと大きな資金を1つの銘柄に投資をしなければならず、初めて個別株を投資する方にとってはかなり不安な部分があります。

しかし、NISAで単元未満株を購入する場合は1株から購入でき、1つの銘柄でも数百円から数千円単位で投資を始めることができます

そのため、少額投資が始めやすい環境にあります。

よって少額投資をしたい人がNISAで単元未満株を買うのに向いている人の特徴の1つとして挙げられます。

NISAで単元未満株を買うのはおすすめ

結論としてはNISAで単元未満株を買うのはおすすめだと言えるでしょう。

理由としてはNISAで単元未満株を買うのは少額から初心者でも始めやすい投資手法だからです。

確かにやや手数料は割高感があるのは事実ですが、100株という制約なく1株から数百円、数千円から日本株の個別投資ができるため、金銭的な不安や一極集中というリスクなく投資が可能です。

また、多くの配当が出ないインデックスや投資信託とは違い日本株の1株からの単元未満株投資では配当が出ることが多く、自分だけの配当金をもらうポートフォリオを作ることも可能です。

実際に少額でも自身で組み合わせた株式から配当が出てくるのは嬉しいものです。

よって少額で分散しながら配当金をもらえる銘柄なども保有できる点でNISAで単元未満株を買うのはおすすめだと言えるでしょう。

NISAで単元未満株を買うならau株コム証券がおすすめ

ちなみにNISAで単元未満株を買うならauカブコム証券 がおすすめです。

理由としてはau株コム証券ではプチ株サービスという日本株を1株から購入できる単元未満株サービスを提供しており、NISAも適応可能だからです。

また、au株コム証券の単元未満株サービスのプチ株では積立も可能でプチ株の積立投資では買付手数料が無料で投資を行うことができます。

加えて、au株コム証券は運用会社があのKDDIと三菱UFJであるため、非常に信頼度の高い運営元で信頼性の高い取引が可能です。

よってNISAで単元未満株を買うならauカブコム証券 がおすすめだと言えるでしょう。

ちなみにau株コム証券では単元未満株もPontaポイントを活用したポイント投資もできるため、ポイントから単元未満株投資を始めたいという方にも使いやすい証券会社です。

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