NISAはドルで買うことが可能?NISAはドルで買う方が断然良い理由とは?

投資基礎

NISAはドルで買えるのか気になる、NISAをドルで買いたい

NISAを始めようと考えている方の中にはこのような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はNISAはドルで買えるのか、NISAをドルで買う際の注意点などを解説していきます。

本記事の概要
  • NISAはドルで買うことが可能な理由
  • NISAをドルで買う注意点
  • NISAをドルで買うのが断然良い理由
  • NISAはドルで買うのがおすすめ

NISAはドルで買うことが可能?

そもそもNISAはドルで買うことが可能なのか。

結論から言うとNISAはドルで買うことが可能です。

理由としてはNISAの口座は日本株だけでなく、海外株にも適用できるからです。

例えば、証券会社にもよりますが証券会社によっては日本株の口座のみでなく、海外株口座も開設することができます。

そうすると非課税枠の制度のNISAを申請するとその証券会社の口座では海外株口座も開いておくことで海外株口座でもNISAが使えるようになります。

また、そのNISAが適応された海外口座では商品によってはドルで購入することができます。

よってNISAでは海外株口座を開ける証券会社かどうかにはよりますが、海外株口座を開ける証券会社であればNISAはドルで買うことができます

NISAはドルで買うことが可能な理由

では具体的にNISAはドルで買うことが可能な理由はなんなのか。

以下ではNISAはドルで買うことが可能な理由を解説していきます。

NISAはドルで買うことが可能な理由
  1. 海外株を買えるから
  2. 外貨決済ができるから
  3. ドルで配当金が貰えるから

海外株を買えるからNISAはドルで買うことが可能

まず、1つ目のNISAはドルで買うことが可能な理由としては海外株を買えるからという点があります。

理由としては証券会社によっては海外株を購入できる口座を開設できるからです。

例えば、日本の証券会社では口座を開く場合、日本株用の口座の他に海外株用の口座を開くことができます。

もちろん、日本株の口座ではNISAを適用しても日本株であるため、日本円でしか買えませんが海外株用の口座で買える商品は海外の現地の通貨で価格が動いています。

そのため、ドルで動いている米国株などを海外口座で購入し、NISAを適用していればドルでNISAを購入することができます

よって海外株を購入できる点がNISAはドルで買うことが可能な理由の1つとして挙げられます。

NISAはドルで買うことが可能なのは外貨決済できるから

次に2つ目のNISAはドルで買うことが可能な理由としては外貨決済ができるからと言う点があります。

理由としては海外株を購入する場合は現地通貨のお金で購入することができるからです。

例えば、海外株口座では海外株を購入する際、円貨決済のみならずあらかじめドルなどを入手していた場合外貨決済をすることができます。

実際にドルで購入することができる米国株などはあらかじめ関連の銀行などで外貨に両替をしておいた場合、そのまま証券会社で購入する際にそのドルを使用して決済するドルの外貨決済が可能です。

そのため、NISAでも海外株口座でドルの外貨決済をすることでNISAをドルで買うことができます。

よって外貨決済ができる点がNISAはドルで買うことが可能な理由の1つだと言えます。

ドルで配当金が貰えるからNISAはドルで買うことができる

3つ目のNISAはドルで買うことが可能な理由としてはドルで配当金が貰える点があります。

理由としては米国株などドルで保有している銘柄で配当が出る場合、ドルで配当金が支払われるからです。

例えば、米国株の中では日本株と同様に配当金を出す銘柄が多数あり、配当を出す際は日本株なら円で支払われますが、米国株などの海外株では現地通貨で支払われます。

そのため、米国株のようなドルで配当金を出すような銘柄を保有していた場合、ドルで配当金が入り、NISAも適用することができます。

そしてその配当金でもらったドルをNISAの海外株口座で外貨決済としても使用することができます

よってドルで配当金が貰える点がNISAはドルで買うことが可能な理由の1つとして挙げられます。

NISAをドルで買う注意点

一方でNISAをドルで買う際には注意点などはあるのか。

以下ではNISAをドルで買う注意点について解説していきます。

NISAをドルで買う注意点
  1. 手数料がかかる
  2. 為替の影響を受ける
  3. 資産の把握が面倒

NISAをドルで買う場合手数料がかかる

まず、1つ目のNISAをドルで買う注意点としては手数料がかかる点があります。

理由としては円をドルに変える際やドルを円に変える際にスプレッドなどの手数料がかかるからです。

例えば、米国株などの海外株を買う際はどちらにしろ円から海外の通貨に変えるタイミングがあり、その時にスプレッドいわゆる両替にかかる手数料が取られます。

もちろん、この両替にかかる手数料はNISAで海外株を購入する際も同様にかかります。

また、NISAで多くの枠を使う際は多額の円をドルに両替するため、手数料負担もそれだけ重くなります

よって手数料がかかる点がNISAをドルで買う場合の注意点だと言えるでしょう。

NISAをドルで買う場合為替の影響を受ける

次に2つ目のNISAをドルで買う注意点としては為替の影響を受ける点があります。

理由としてはNISAにおいてドルで海外株を買う場合、保有している間はドル保有の資産になるからです。

例えば、NISAで米国株などを購入した場合ドルで持っているため、株価もドルで動き、ドルでの資産となっています。

そのため、購入当初ドル高円安だったとしても売却時にはドル安円高になっている可能性があり、その場合は資産が目減りすることになります。

一方で逆にドル安で購入し、ドル高時に売却した場合はむしろ資産が増加することになります

よって為替の影響を受ける点がNISAをドルで買う注意点だと言えるでしょう。

NISAをドルで買う場合資産の把握が面倒

3つ目のNISAをドルで買う注意点としては資産の把握が面倒な点があります。

理由としてはNISAをドルで買った場合、株価だけでなく為替もほぼ毎日動き日々資産価値が動くからです。

例えば、NISAが適用される海外株口座でドルで買える米国株を保有していた場合、その米国株自体の株価の動きに加えて多くの人は日本で生活しているため、円基準であり、ドル資産は円とドルの為替の動きがあります。

そのため、株価と為替が2重で動くようになるため、特にNISAの枠を多く使ってドル資産を多く保有する人ほどこれらの2重の資産の動きが大きくなります

そうすると日々いくらの資産があるのか把握が難しくなっていきます。

よって資産の把握が面倒な点がNISAをドルで買う注意点の1つだと言えるでしょう。

NISAはドルで買うのが断然良い理由

しかし、そのような注意点もありますがNISAではドルで買うのが断念良い理由があります。

そこで以下ではNISAはドルで買うのが断然良い理由を解説していきます。

NISAはドルで買うのが断然良い理由
  1. 円安対策になるから
  2. 円以外の資産を持てるから
  3. 米国株の方が伸び率が良いから

円安対策になるからNISAはドルで買うのが良い

まず、1つ目のNISAはドルで買うのが断然良い理由としては円安対策になるからと言う点があります。

理由としては円安になると円資産のままでは相対的に資産が目減りしてしまうからです。

例えば、現在では日銀の金融緩和やインフレなどによって円安が誘発されており、ドルに対する円の価値は下落しています。

また、日本では人口減少や少子高齢化で日本円の価値はますます低くなり、円安基調になっていく可能性が高いです。

それに対して世界的な基軸通貨であるドルは長期的に見てもドル高傾向にあります。

そのため、今のうちにあらかじめNISAで海外株式をドルで買うことで資産が目減りする円安対策になります。

よって円安対策になる点がNISAはドルで買うのが良い理由の1つだと言えます。

円以外の資産を持てるからNISAはドルで買うのが良い

次に2つ目のNISAはドルで買うのが断然良い理由としては円以外の資産を持てるからという点があります。

理由としては一般的に日本円を基軸にした資産しか持っていない方が多いからです。

実際にNISAを活用しようとしている方は日本で仕事をして家や貯金などの資産も日本の円に集中しているかと思われます。

しかし、これはある種日本に一極集中で投資していることと変わらず、日本円や日本経済がダメになった場合、非常にリスクのある状態となってしまっています。

そのため、NISAでは非課税で海外株を購入でき、その中でもドルベースの株式などを持つことで円資産一極集中の依存状態から脱却できます。

よって円以外の資産を持てる点がNISAはドルで買うのが断然良い理由の1つとして挙げられます。

米国株の方が伸び率が良いから

3つ目のNISAはドルで買うのが断然良い理由としては米国株の方が伸び率が良いからです。

理由としてはドルベースの資産である米国株こそ市場を引っ張る銘柄の宝庫だからです。

例えば、現状日経平均株価が伸びてきたといっても今までの失われた30年をやっと脱却仕掛かっているだけでドルベースで見るとそもそもそこまで伸びているわけでもありません。

しかし、米国株の株価指数であるS&P500などはガタガタな日経平均株価と違い、全体としては右肩上がりで伸び率では比べ物になりません。

また、米国株は時価総額トップ100の多くを占め、GAFAやエヌビディア、マイクロソフト、テスラなどを含み、次々と大きな成長を生み出す企業が生まれています。

そのため、停滞気味の日本の株価と違い、NISAでドルベースの米国株を購入する方が株価の伸び率などの期待も高いです。

よって米国株の方が伸び率が良い点がNISAはドルで買うのが断然良い理由だと言えるでしょう。

NISAはドルで買うのがおすすめ

結論としてはNISAはドルで買うのがおすすめです。

理由としては現状の円安下や円の資産での一極集中を避けられるからです。

現状では日本で働き、給与を日本円で貯金も日本円という人も多いと思いますが、この状態はある種日本に資産を全て賭けているようなものです。

実際に日本では物価上昇やインフレ、円安、少子高齢化が進んでおりむしろ円で全て保有していることの方がかなりリスクが高い状態です。

そのため、NISAを活用して海外株式用の口座でドル資産となる株価指数や米国株を保有するだけでもリスク分散になり円建ての資産の一極集中といったリスクを避けられます

よってNISAではドルで買うのがおすすめだと言えるでしょう。

NISAをドルで買うならau株コム証券がおすすめ

ちなみにNISAをドルで買うならauカブコム証券 がおすすめです。

理由としてはau株コム証券では海外株式用の口座とNISA口座が開設できる上にau株コム証券は信頼度の高い企業によって運営されているからです。

まず、NISAをドルで買うならNISA口座と海外株式用の口座を開設できる必要がありますがau株コム証券では米国株を含む海外株式用の口座が開設できる上にNISA口座も開設できます。

また、証券会社は信頼度が高くないと運用上の懸念が出てきますがau株コム証券KDDIと三菱UFJの大手2つの会社によって主に運営されています。

そのため、証券会社の中でもau株コム証券は運営会社の信頼性が群を抜いて高い証券会社だと言えます。

よってNISAをドルで買うならauカブコム証券 がおすすめだと言えるでしょう。

ちなみにau株コム証券ではpontaポイントでの投資などもできますから、やはり不安だという方はまずはこのようなポイント投資から始めてみるのも良いでしょう。

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