CFDの銀取引とは?銀のCFD取引には意外なリスクが潜む可能性!

CFD銘柄

CFDの銀の取引の実態が気になる、CFDの銀の取引をやってみたいけれどどうなの

このようなCFDの銀取引について興味を持っている方も少なくないのではないでしょうか。

実際に銀は金に次いで人気のある貴金属の商品です。

そこで今回はCFDの銀の取引について解説していきます。

本記事の概要
  • CFDの銀のメリット
  • CFDの銀のデメリット
  • CFDの銀の取引に向いている人
  • CFDの銀は意外にリスクのある取引
DMM CFD

CFDの銀取引とは?

そもそもCFDの銀の取引とは銀の現物価格を原資に連動する差金決済取引です。

特に銀の取引において取引の種類はスポット銀や銀先物、銀ETFがありますが、CFDの銀取引では現物価格に連動する金額の差額を取引するため、主にCFDの銀取引ではスポット銀になります。

一方で銀先物は銀の将来の価格取引、銀ETFは銀の価格に連動する上場投資信託になります。

ちなみにCFDの銀取引の原資産になる銀は主に宝飾品や電子機器、工業用品などに使用され、メキシコやペルーなどの中南米、中国で主に採掘されています。

このような鉱物資源である銀を原資産としたスポット銀が主にCFDの銀取引になります。

CFDの銀のメリット

ところでCFDの銀の取引にはどういったメリットがあるのか。

以下ではCFDの銀の取引のメリットを解説していきます。

CFDの銀のメリット
  1. 物価上昇時に強い
  2. 金との相関関係がある
  3. ヘッジとリターンが狙える

CFDの銀は物価上昇時に強い

まず、1つ目のCFDの銀の取引のメリットとしては物価上昇に強い点があります。

理由としては銀価格は物価上昇とともに上がっていることが多いからです。

例えば、インフレ下ではお金の価値が下がり、相対的に物の価値が上がりますが銀では工業用途や宝飾品として需要が高いため、銀価格もそれに応じて上昇します。

そのため、物価上昇時には価値を保つ手段としても有効です。

よって物価上昇に強い点がCFDの銀の取引のメリットだと言えるでしょう。

CFDの銀は金と相関関係がある

次に2つ目のCFDの銀の取引のメリットとしては金との相関関係がある点があります。

理由としては銀は金と同じく宝飾品や投資用として使われることも多く、金に追従して動くことも多いからです。

実際に宝飾品や投資用としては銀は金の次に位置するものとして扱われることが多く、金が上昇下落をすると銀も追従して上昇下落を行うことが多いです。

そのため、金の動向を掴んでいる方や金の相場を把握している場合は銀の動きも読みやすく、金なども同時に取引している方にとっては取引しやすい商品だと言えます。

よって金との相関関係がある点がCFDの銀の取引のメリットだと言えるでしょう。

CFDの銀はヘッジとリターンが狙える

3つ目のCFDの銀の取引のメリットとしてはヘッジとリターンの両方が狙える点があります。

理由としては銀は金と比較すると値動きの荒い商品だからです。

確かに銀は投資や宝飾品にも使われるため、金に次ぐ安全資産としてみられることも多いです。

しかし、銀は最も宝飾品や投資商品としての価値が高い金と比べると1gの価値が金の数十分の一しかありません。

そのため、銀はより価格変動が大きくなるため変動分リターンも見込めつつ、金の安定性ほどはないですがヘッジとしての機能も残します

よってヘッジとリターンの両方が狙える点でCFDの銀のメリットだと言えるでしょう。

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CFDの銀のデメリット

一方でCFDの銀においてはデメリットもあります。

そこで以下ではCFDの銀について解説していきます。

CFDの銀のデメリット
  1. 市場規模が小さい
  2. 完全なリスクヘッジにはならない
  3. 価格変動が比較的大きい

CFDの銀は市場規模が小さい

まず、CFDの銀のデメリットとしては市場規模が小さい点があります。

理由としては市場規模が小さいことで大きな投資家が入ることで価格がすぐに変動しやすくなるからです。

例えば、実際に銀は金と比較すると市場規模は小さく10分の1程度しかありません。

このような市場規模で仮に金に投資している大口の投資家が一気に同程度分の資金を銀市場に投入したり、何らかの情報や市場環境の変化で需要が増したり、投資家が殺到すると簡単に大きく変動してしまうことになります。

そうすると市場規模が低い分、少数の取引参加者によって市場が左右されやすく、より市場規模の大きい金と比較すると公正な取引を行えにくくなる可能性があります。

よって市場規模が小さい点は銀のデメリットだと言えるでしょう。

CFDの銀は完全なリスクヘッジにならない

次に2つ目のCFDの銀のデメリットとしては完全なリスクヘッジにならない点があります。

理由としては銀の需要においては半数近くが工業用として使用されるからです。

実際に銀は高い伝導性から半導体や太陽電池、カメラフィルムなどといった電気・電子機器の産業用素材として広く活用しています。

その分、産業の動きには連動する傾向にあり、産業活動の低迷が起きれば銀の実需がそれに伴って下落するため銀の価格も下落しやすくなりますし、逆に産業が活況になれば実需も増えて銀の価格も上昇しやすくなります。

そのため、ほとんどが宝飾品や投資用になり、不況時や金融不安などに人気となる金と比べるとリスクヘッジの要素としては弱くなります

よって完全なリスクヘッジにはならない点がCFDの銀のデメリットだと言えるでしょう。

CFDの銀は価格変動が比較的大きい

3つ目のCFDの銀のデメリットとしては価格変動が大きい点があります。

理由としては価格変動が大きいことで損もしやすくなる可能性があるからです。

例えば、銀は工業用などの用途が多く産業状況の需要に左右されやすく、金と比べても市場規模が小さい割には生産量は約8倍と供給量も多いです。

そのため、金のようには資産として右肩上がりで安定した上昇はしづらく、需給環境によっては下落などもしやすくなります。

これにより、価格変動が金と比べても比較的大きく損がしやすい部分があると言えるでしょう。

よって価格変動が大きい点がCFDの銀のデメリットだと言えます。

CFDの銀の取引に向いている人

一方でCFDの銀の取引に向いている人も一定数存在しています。

そこで以下ではCFDの銀の取引に向いている人を解説していきます。

CFDの銀取引に向いている人
  1. 金取引をしている人
  2. 中規模程度の値動きを狙う人
  3. ある程度ヘッジしたい人

CFDの銀は金取引をしている人に向いている

まず、1つ目のCFDの銀取引に向いている人としては金取引をしたことがある人が挙げられます。

理由としては金と銀は連動することが多く、金の取引経験がある場合銀の動きも読みやすい部分があるからです。

例えば銀は金ほどではないですが投資や宝飾品など不景気時や情勢不安時の保全資産や金の代替としてみられることが多いです。

そのため、投資家などもそういった位置付けで銀を取引するため、金との価格に連動するような動きを見せることが多々あります。

この点で金の取引をしていたり、金の取引を過去したことがある場合、銀価格の動向もある程度読みやすくなります

よって金取引をしたことがある人がCFDの銀取引に向いている人の特徴の1つだと言えるでしょう。

CFDの銀は中規模程度の値動き狙う人に向いている

2つ目のCFDの銀取引に向いている人としては中規模程度の値動きを狙っている人が挙げられます。

理由としては原油などの商品や個別株のCFDなどと比較すると値動きは小さいものの、金のCFDよりは値動きが大きい傾向にあるからです。

例えば、完全に需給環境で動く原油や企業の業績によって乱高下しやすい個別株は大きなリターンを得られやすいものの、リスクも非常に大きくなります。

一方で金では比較的緩やかな値動きをするため、乱高下で損するリスクは少ないですが同時にリターンを得られる可能性も低くなります。

そのため、銀では中間的な中規模の値動きを狙うことができ、その分リスクリワードもある種適度な形で取ることができます。

よって中規模程度の値動きを狙っている人がCFDの銀取引に向いている人の特徴の1つだと言えるでしょう。

CFDの銀はある程度ヘッジしたい人に向いている

3つ目のCFDの銀取引に向いている人としてはある程度ヘッジをしたい人が挙げられます。

理由としては銀においては工業需要を主体に宝飾品や投資需要がある程度存在しているからです。

例えば、金においては9割程度が宝飾品や投資の需要であるため、ほとんどがヘッジ的な意味合いを持つ商品です。

一方で銀は工業需要を主体にしつつ、宝飾品や投資需要も兼ね備えているため、金のようなヘッジにはならないものの、ある程度のヘッジ的な意味合いを持たせた取引が可能です。

よってある程度ヘッジをしたい人がCFDの銀の取引に向いている人の特徴だと言えるでしょう。

DMM CFD

CFDの銀は意外にリスクある取引

結論としてはCFDの銀の取引は意外にリスクのある取引だと言えるでしょう。

理由としては銀は市場規模が小さいに割に生産量は多く、工業用への需要が強いため、需給による乱高下がしやすいからです。

一般的には銀は金の次で銀貨や銀のインゴットなど宝飾品としてのイメージも強いですが、金と違い現実としては大半は工業用の需要になります。

そのため、一般的な金の代わりの宝飾品のようなイメージで銀を取引をしていると思わぬ事態に陥る可能性もあります。

よって銀のCFDを取引する際は銀は工業用が大半で、金よりも実態の実需で乱高下しやすいというのを念頭に置いて取引する必要があり、CFDの銀は意外にリスクもある取引だと言えるでしょう。

CFDの銀の取引におすすめな証券会社

DMM CFD

ちなみにCFDの銀の取引におすすめな証券会社としてはDMM CFDが挙げられます。

理由としてはDMM CFDでは銀の取引などCFD取引において取引手数料やロスカット手数料などを含む手数料が無料だからです。

実際にCFDでは短期取引が多いため、取引ごとにかかる手数料は厄介な悩みの種になりますが、DMM CFDでは各種手数料が無料であるため、手数料を気にすることなく取引ができます。

また、DMM CFDでは10Lotの取引毎に1ポイント1円で現金化して使うことができる取引応援ポイントが提供されており、取引に使用することができます。

実際にDMM CFDの銀取引では10Lot毎の取引において3ポイントが付与され使用することができます。

よってCFDの銀取引では各種取引手数料が無料で取引応援ポイントを貯められるDMM CFDがおすすめだと言えるでしょう。

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